コラム

【春財布入門編】金運を上げ無駄な出費を無くすお財布の買い方

この時期になるとよく『春財布』という言葉を耳にすると思いますが、1年の中でもお財布を新調するのに一番いい時期は『春』とされています。

その由来については諸説ありますが『張る財布』と言い換えることができることから、お金でパンパンになった財布をイメージできる、というのが最も知られています。実際には風水の教えから来ていると言われており、そちらのほうが信憑性がありそうです。

そんな春財布ですが、春に財布を買うと良いよという漠然としたものではなくて、具体的な時期、日にちや使い始める前にすべきことなど基本的な流儀がありますので、順を追ってご紹介していきます。

春財布はいつ買えばいいの?

日本で春といえばだいたい3月、4月頃を指しますが、春財布の場合は旧暦になるので少しだけ時期がずれています。2021年の場合は立春が2月3日(水)、立夏が5月5日(水)ですので、その期間に財布を買うのが良いとされています。

さらに、この期間中であれば何時でも良いというわけではなくて『吉日』とされる日に新しいお財布を買うことが最良であるとされています。以下は日本の吉日とその説明になります。

【大安】 六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)の中で1番の吉日といわれ、何事をするにも吉とされる日。
【一粒万倍日(いちりゅうまんばい)】 一粒のもみが何倍の稲穂になることから、1円1円でも何倍にもたまるといわれる日。春財布を使い始める日、購入する日には最適日。
【寅の日(とらのひ)】 黄色い体毛をもつ寅は金運の象徴とされ、一瞬で一里を走り抜け一瞬で帰ってくることから、お金が出ても戻ってくるとされています。
【巳の日(みのひ)】 財産の神、弁天様の守りである白い蛇。財が身(巳)につくと言われる吉日です。
【天赦日】 1年に6回あり、天の神様が万物の罪をゆるしてくださる日。何かを始めるには最も良い日とされています。
【新月・満月】 光が充実してエネルギーが最も蓄えられている満月の日と、これから光に満ちていく新月の日は、春財布を購入したり使い始めたりするとお金が貯まると言われています。

この6つある吉日であればまずはOKなのですが、特に金運アップに効果があるとされるのは『吉日が2つ以上重なった日』に新調した財布です。2021年の2月3日(水)から5月5日の間で該当する日を記載しますので、カレンダーにメモをお願いします。

2月27日 一粒万倍日、満月
3月7日 一粒万倍日、寅の日
3月19日 一粒万倍日、寅の日
3月31日 一粒万倍日、天赦日、寅の日
4月3日 巳の日、大安
4月27日 巳の日、満月

新しくお財布を購入したら必ずしておくこと

① 種銭(たねせん)を用意する

種銭(たねせん)は使い始めに財布に入れるお金のことで、『あなたが生まれた年の刻印が入った5円玉』が最も効果があります。その硬貨を銭洗い弁天へ行って洗うか、難しいい場合は『ご自宅で塩水に一晩つけて下さい』。
その後、穴に赤い糸かリボンを結べば(ちょうちょう結びでOKです)完成です。
※生まれ年の5円玉が見つからない場合は、なるべく綺麗な5円玉で代用して下さい。

② 家・部屋の北側で3日間寝かせる

家(部屋)の北側の暗所に種銭をいれた財布を3日間保存します。その方角に引き出しやクローゼット等の暗所がない場合は、箱や袋などに入れて寝かせます。保存している72時間は絶対に種銭を取り出さないようにして下さい。

③ 普段使うお札やカードを入れる

3日間寝かせれば普通に使用して構いませんので、お札や小銭、カード類などを入れて使い始めればOKです。

別の機会に詳しく説明したいと思いますが、使い始めてからも定期的に休ませてあげることが大切で、月に1回は種銭だけを入れて北側の暗所で1晩寝かせるようにして下さい。そのことで金運アップ効果を持続させることができます。

財布はその名の通り、あなたの財産を入れる重要な存在です、日頃から汚れを拭き取るなどこまめなお手入れを忘れずにして下さい。

今日も拙い文章を読んで頂き、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。