コラム

ビットコインは結局儲かるのか?初心者にも分りやすい解説です

私がビットコインを初めて知ったのは10年くらい前になるかと思いますが、何だかんだと今でも話題になることが多いですよね。

もちろんビットコインだけではないのですが、いわゆる仮想通貨については政府が税制を改正といいますか、良くわからないネット上のコインで儲けるのはけしからんと言わんばかりに税金をかけたことからも分かる通り、そして『億り人』なんていう言葉が一般的に知られるうようにまでなった通り実際に儲かりました。

最初のうちはタダで貰えたりして、そのうちにビッグカメラで使えるようになったと喜んでいたこのコインですが、このブログを書いている2022年4月頭のレートでは【1ビットコイン=5,730,000円】にまで上昇しました。もちろん相場なので激しく上下を繰り返しているわけですが恐ろしい高騰ぶりだと思います。

では、今このビットコインを買って儲けることは出来るのでしょうか?

もちろんできます。

ですが、株やFXなどと同じ様に『投資』である以上は必ず儲かるということはありません。あなたが手元に資金があって投資をしてみようと思った際に『ひとつの選択肢』にはなりえると思います。このビットコインを含めた仮想通貨は投資商品としてどんな特徴があるのかを他の商品との比較でみていきたいと思います。

株、FX、金やビットコイン投資のメリットとデメリット

株式

投資といえば誰しも頭に思い浮かぶのが株式投資です。主に上場企業の株を売買することで、差益によって利益を得ます。株価が安いタイミングで購入し、株価が上昇したら売却をするキャピタルゲインが主な利益です。また、株を保有していることで得られる配当金や株主優待などの収益が得られる場合もあります。

メリット

・保有しているだけで配当金や株主優待を得られる
・株主総会の参加権を得られ、会社の経営戦略や人事決定などに意見できる
・常日ごろから経済や政治に目を向け、情勢を把握できるようになる

デメリット

・最低でも10万円ほどの元手が必要になる
・銘柄探しに多くの時間を要する

仮想通貨

仮想通貨はビットコインやイーサリアムに代表される、実体のないインターネット上の通貨のことです。オンライン上のみでしか使用はできません。まだまだ広く浸透しているとはいえませんが、店舗の決済で利用できるケースもあります。

メリット

・ほかの投資と比較して変動が激しく短期間で大きな利益を得られる場合がある
・24時間365日取引が可能である
・対応している店舗などがあれば日常生活でも使える

デメリット

・変動が激しいため短期間で大きな損失を被るリスクがある
・ハッキングなどによって、保有していた仮想通貨が突然消失する恐れがある
・法律で規制される可能性を排除できないため、将来性が不透明である
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FX(外貨為替取引)

FXは「Foreign Exchange」の略で、正式には「外国為替証拠金取引」のことです。文字どおり、外国為替を利用して利益を得る投資方法です。米ドルを始め、世界中のさまざまな外貨を売買して、為替レートの変動を見極めて差益を狙います。「レバレッジ」といって、少ない資金で大きな投資ができるのが特徴です。証拠金の数倍から数十倍の取引が可能で、国内のFX会社の最大レバレッジは25倍となっています。ほかにも、外貨を保有することで発生するスワップポイント(政策金利の差)によって継続的な利益を生むこともできます。

メリット

・資金が少なくても多額の利益を上げられる可能性がある
・4,000円ほどからと、比較的少額から取引できる
・平日であれば24時間いつでも取引可能である
・取引できる外貨ペアが限られているため、投資先が見つけやすい
・保有し続ければスワップポイントで利益を上げられる

デメリット

平日は24時間価格変動し続けるため、常に管理する必要がある

価格変動の動きが激しいため、大きな損失を計上する恐れがある

金も株や為替(FXなど)と同じ様に日々取引が行われることで価格が変動する商品であり買ったり売ったりすることができます。株式やFXと異る点は、金はそれ自体に価値が生じます。金の価値を決定づけるのは「希少性」であり、さまざまな要因で毎日変動しています。取引は、米ドル建てで行われるのが一般的です。

メリット

・金の価値によるシンプルな仕組みのため分かりやすい
・3000年以上価値が変わらない

デメリット

・価値の上がり下がりの判断が難しい
・基本的にドル建てで取引を行うため為替リスクをともなう

ここで紹介した以外にも、投資信託や不動産など沢山の投資対象があります。どれを選ぶのかはあなたが何のために投資をするのかという目的と、どのくらいの期間投資するのかなどによって最適解は変わってくると思いますが、どんなものであっても相応のリスクがあるということだけは忘れずに、慎重に勉強してみることをオススメ致します。

今日もお付きあいありがとうございました。

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