コラム

ダイエットがデキる人と2000万円貯められる人の共通点とは

犬は高いところが苦手なので抱きかかえると大人しくなります。

獣医さんが使う診療台が高くなっているのはよく見えるようにという機能性と同時に、もっとも多い患者である犬達が大人しくなってきちんと診察できるように設計されているのです。

この様に、すべての動物は遺伝子に組み込まれた性質を持っていて、これは私たち人間も同様です。

中でもあらゆる動物の中で唯一人間だけが持っている性質があり、それは寿命があることを知っている、ということです。言い換えると『人間だけが死ぬことを前提に生きている』んです。

タイトルにあるダイエットと貯金の話になりますが、どちらも死ぬことを知っている人間の性質に基づく行動です。

寿命があると知らない=永遠に生きると思っているのであれば、健康や容姿を気にする必要はありませんし、将来という考えなど無いのですから貯金もしません。でも私たちはそう遠くない時期に死ぬことが分かっているので『今とこの瞬間』を大切にし、それを楽しむため、健康で過ごすためにダイエットや貯金をするんです。

このブログはお金に関することをテーマにしていますので、ここでは貯金を成功させるための具体的な方法を6つ紹介していきます。※基本的にはダイエットにも共通して言えることなのでお金の部分を体重や食事に置き換えてみて下さい。

必ず貯金を成功させる6ヶ条

① 毎月の固定的な支出をきちんと把握する

最近はネットフリックスなどサブスク(月額定額制)サービスが何かと話題ですが、元々は新聞の定期購読を指す言葉でした。携帯料金、光熱費、ジムの会費や動画などのネットサービスやアプリなど、毎月かかってくるものをどのくらい契約しているのかは絶対に把握しておくべきです。積み重なると結構な額になるのでその時々で必要なもの以外は解約しましょう。

② 貯金用の銀行口座を作る

日本人一人あたり銀行口座を平均で3〜4つ所持しています。給料の振込口座が変わったりするとだんだん増えていったりしますが、あまり分散していると現在の所持金が把握しづらくなるので整理しましょう。重要なのは普段の決済(カードなどの引き落としや生活費用)口座と貯金用のものをわけることです。使いすぎを防ぎ貯蓄を増やすためにも口座の使い分けは必須となります。

③ 必要なものとあったらいいなのモノをきっちり分ける

買い物する際は生活必需品と必ずしも必要のない贅沢品や嗜好品は必ず分けて考えるようにして下さい。その際に重要なのは価格だけでなく機能性や耐久性もよく考えること。最悪なのはどちらの種類でも『買ったけど使わないもの』を購入することです。特に生活必需品は結局書い直すことになるのでちょっと高くても使い勝手が良いものを選びましょう。

④ 株ではなく自分自身に投資をする

株やFX、仮想通貨など世の中には投資の情報が溢れています。最近は100から始められるなどカジュアルな物が増えていますが、基本的に素人が手を出すのは危険(勝てない、儲からない)だと思って下さい。それよりも仕事で必要なスキル(会計やパソコン)を学んだり英語などの語学を習得する『自己投資』に使ったほうが収入アップや豊かな生活に直結します。投資をするなら裏切らない自己投資が絶対にオススメです。

⑤ 家計を自分で管理する

お金をためたい増やしたいなら家計の管理は絶対に自分でして下さい。そもそも月々の収支計算をしていなかったり、家族に任せるのはNGです。自分がいくら使っているのか把握せずにお金を増やすのは不可能と考えて下さい。全部帳簿につける必要ない無いですが、1000円単位くらいまでは正確に把握しておきましょう。最近は使いやすいアプリもありので利用するものいいと思いますよ。

⑥ 世の中の流れやニュースを追う

株価や金利など金融についての情報も大切ですが、世界や日本でどんな事件が起こっているのか、話題になっているものはなにかなど世間の流れを知っておくことは重要です。自分が見聞きしたことがないものに騙されることもなくなりますし、ブームが終焉の時に流行りものに手を出す失敗を減らすことができます。何よりいろいろな人との会話の大切り口が増えれば、チャンスが巡ってくる機会が飛躍的に増えることになりますよ。

最後に、人間の性質から見ると苦手な分野になりますが、最も重要な要素は継続することです。貯金もダイエットもある程度の期間が必要ですよね。特に最初のうちは努力の成果を実感できないので心が折れてしまいます。でもまずは2週間でいいので続けてみて下さい。あなたは必ず変化を感じ取れるはずです。

そうなれば、以降は継続することがさほど難しくないので成功へ80%近づいたと思っても大丈夫ですよ。

今日も拙い文章を読んで頂き、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。