コラム

毎朝30分早起きするだけで仕事運と健康が手に入れられるワザ

世界の人口は2021年現在で約78億3700万人に達していますが、全員が共有しているいくつかのものでパッと思いつくもの何でしょうか。

タイトルに有るのでネタバレかと思いますが、毎日の生活に最も関連してくるのは1日が24時間で区切られている『時間』だと思います。その中でも今回は『朝の時間と金運』に注目をして話をしていきたいと思います。

元来人間は朝方だった

最近ではだいぶ柔軟性が出てきましたが、だいたいの会社や学校は朝からスタートしますので、必然的に私たちの生活リズムはそれに合わせて作られています。

人間は有史以前から朝方だったと言われ、特に電灯が発達する以前は太陽が登ると起床して日が沈んで暗くなれば寝る、というのが一般的でした。これは本能云々ではなく、私たちは暗いところでは目がよく見えないために過ごしていたんです。事実、同じ哺乳類でもライオンやトラなど夜行性の動物は沢山います。

現代ではテクノロジーの発展によって夜でも昼でも変わりなく活動できるようになってはいますが、やはり最初に述べたように朝起きて夜寝る、というリズムが一般的です。

そんな私たち人類に共通する時間ですが、夜は好きなことをして楽しいから遅くまで起きている、朝は会社に行かなくてはいけないし眠いから嫌い、というように時間帯によって捉え方が異なります。本来であれば好きな時に寝て、起きたい時に起きれば良いのですが『社会』に生きている以上そうも生きません。

ここからは、ちょっとだけ堅苦しいこの『朝』に工夫を加えることで、眠くて憂鬱な時間をまわりと差をつけることができ、結果として収入にも違いが出てくるチャンスに変える方法について考えていきます。

成功している人は早起きが多いのは何故か

何をもって成功かの定義は難しいですが、ここでは多くの競争を勝ち抜いてきた経営者や政治家などの有名人としておきましょう。何故かといえば著名・有名な人でないとその生活の中身を知ることができないからです。

ペイパルやテスラの創業者で月旅行でも有名なイーロン・マスクが私たちがベッドから起き出す前に火星にスペースXのロケットを発射するという実に繊細にミッションを行ったことは有名ですし、アメリカの現大統領で御年78歳のジョー・バイデンは多くの人がSNSをチェックしている間に体幹トレーニングを済ませています。

その他にも世界一のアパレル起業となったユニクロの柳井正は毎朝6時には出勤していますし、アップルのCEOティム・クックは、1日の仕事の半分をほとんどの社員が出勤する前に終えています。

彼らはなぜ朝の時間を活用しているのでしょうか。それは『物事は始まりが大切』だからです。

私たちは何かをやろうとする際に計画を立てることがありますが、これにはどんな意味があるでしょうか。最も重要なのは『何を最初にやるのか順番を決めること』であり、そのために計画が必要なのです。

先ほど名前を上げた数名の方々だけが特別な存在なのではなく、あなたが知らないだけで回りにいる『ちょっと出来る人たち』はスタートダッシュを決めるために早起きをしている確率が大です。その多くは、その日1日をどう過ごすのか、過ごすべきなのかを考える時間として、早起きが自然と身についていったと考えられています。

朝起きてからやるべきこと

アメリカの超名門大学であるハーバードビジネススクールとスタンフォード大学の研究者によると、『仕事中のストレスは健康に対して受動喫煙と同等の危険性がある』とされ、特に『仕事のスタートである出勤時間に遅れると、緊迫感・ストレス・欲求不満を強く感じ、それが常態化すると自信喪失や生産性の低下を起こして人間関係まで悪化させてしまう恐れがある』と発表されています。

先述した朝の時間の有効利用がスタートダッシュにつながるだけでなく、上手に使えないとストレスなどから重大な事態を招きかねません。ここからは具体的に何をすれば『メリット』として活用でき、『リスク』を削減できるのかを見ていきます。

① 毎日の起床時間を約30~60分早く起きるようにして下さい
② 1日のTo Doリストを作成して必ず優先順位をつけておくのが重要です
③ ラジオ体操や縄跳び、軽いジョギングなど10分程度で良いので身体を動かす
④ 朝食を食べるようにして下さい。料理が苦手ならシリアルでもOKです
⑤ 脳を休ませんる。5〜10分間Youtubeなどに多数あるヒーリング、瞑想音楽を聞くのがおすすめです

最後になりますが、朝、家にいる時間帯(在宅の場合は仕事開始まで)は可能な限りスマホの利用は控えるようにして下さい。上記の5項目から分かるように1日の計画を立て、身体を解して脳を休めると時間はすぐに経ってしまいます。更にスマホでSNSなどを見てしまうと逆に時間に追われることになりいますし、外部とのコミュニケーションは集中力を無くしストレスの原因になりがちです。どうしても必要な場合を除いて手に取らないようにしましょう。

一年の計は元旦にあり、という言葉があるように『あなたの1日は朝の時間で決まる』といっても過言ではないでしょう。ただでさえ慌ただしい毎日なので、まずは落ち着いてスタートを切れるように今回の内容を参考にしてみて下さい。

今日も拙い文章を読んで頂き、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。