今回は私たち人間の生命の源である『食』についてのお話です。
美味しいものを沢山紹介していければ良いのですが、このブログは主に『金運』に関することを取り扱っておりますので、食べることで金運アップの効果があるラッキーフードについてお伝えします。
もともと、ラッキーフードというのは世界各地にあって、ものすごく有名なものではAKB48の曲で日本でもおなじみになった『フォーチュンクッキー』など欧米から伝わってきたものもありますが、日本ではあまり一般的ではなくスーパーで手に入らない物が多くあるので、ここでは主に日本に古くから伝わる食材や料理を中心に取り上げていきます。
先程のフォーチュンクッキーはクッキーの中に小さな紙が入っていてそこに運勢などが書いてある、いわば『おみくじクッキー』のようなものなのですが、日本で金運アップ食材というとちょっと意味が違ってきます。基本的には古来より滋養強壮に良い、長寿の源である、勝負事の前に食べると良い、といった栄養面などから他重宝されるようになったものが多いんです。
その中でも、昨今は脂肪分が少なくタンパク質が多く含まれている『とり肉』が注目されています。では、なぜとり肉が金運アップフードになっていったのか、由来を見ていきます。
とり肉は【点をとる】の語呂合わせから仕事や学問の成功に良いとされてきました。またお相撲さんが食べるちゃんこ鍋にはとり肉を使う場合が多いのですが、相撲は手を付くと負になるので、常に2本足で立っていて手をつくことがないその姿から勝負の世界で縁起がとても良い食材とされています。
もともと牛肉や豚肉と違って宗教に関係なく食べられ、比較的安価なため世界中で人気のあるとり肉ですが、主張しすぎない風味などから日本食では多くの料理で使われている。『鳥刺』『とりわさ』のように生で食べるのはまさに本ならではですよね。食べて美味しくダイエットにも良く、更に金運アップが期待できるなんて、まさに金運アップフードの王様といってもいいかもしれません。
日本には鶏肉意外にも伝統的な金運アップフードがありますので、ここでいくつかご紹介しておきます。
むかしから日本で食べられている伝統的な金運アップフード
ゴボウ
次に紹介するのは意外かもしれませんがゴボウです。この野菜はその地中深くまで広く長い根を張っている様子から『家業や家族が土地に根付いて安定する』といわれ重宝されてきました。また薬の材料としても使われることか『健康長寿』などの意味も持っています。現在で豊富に含まれす食物繊維の効能から美容に良いダイエット食品としても人気が急上昇しています。
ちなみに、おせち料理にも使われる『たたきゴボウ(またはひらきゴボウ)』は叩いて身を開くことから『開運』の願いが込められています。
出世魚(ブリ、ボラ、スズキなど)
これはまさに4デジのごとくなのですが、ブリを始めとした成長して体が大きくなるたびに名前が変わっていく出世魚は『立身出世』という意味があり、これらを食することで未来が開けると言われています。また、青魚にはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていて、血液をサラサラにしたり、悪玉コレステロールを減らす効果があるので、脳血栓や心筋梗塞、動脈硬化などを予防します。
かまぼこ、なます
かまぼこは半月状の形が初日の出のように見えること、なますは紅白の水引をイメージして大根とにんじんを細く切ったものであることから、縁起のいいものとされています。おめでたい紅と白のかまぼこやなますは、おせちの彩りとして定番の食材です。またかまぼこの原料に使われるのは煮たり焼いたりといった一般的な魚料理に適さない魚種のため、現代では資源保護の観点からも注目を集めています。
今日もお付きあいありがとうございました。
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